鯛アラを使った、シンプルで美味しい酒蒸しの作り方を紹介していきます。
下処理さえしっかりとすれば、どなたでも簡単に本格的な酒蒸しが作れちゃうので是非試してみて下さいね。
鯛アラは必ず鮮度の良いものを。表面にツヤがあって目が澄んでいて、血合い部分がくすんでいないものを選びましょう。
鯛アラの酒蒸しの作り方
☆材料☆【2人前】
・鯛アラ・・・1匹分(頭、カマ、背骨)
・粗塩・・・大匙1杯
・椎茸・・・2個
・昆布・・・約10g
・酒・・・100ml
・水・・・100ml
・白葱・・・少々
・三つ葉・・・少々
1)鯛のアラに血合いや汚れが付いている場合、流水で綺麗に洗い流します。
背骨の血合いは骨抜きなどで擦るようにすれば取りやすいです。
血合いが残ると臭みの原因となるので丁寧に行ってくださいね。
鯛のアラ全体に粗塩を振り約30分置いておき臭みの元であるドリップを出します。
鯛のアラが出ない大きさのボウルに入れ沸騰したお湯をたっぷりそそぎ霜降りをします。(約10秒ほど)
その後、流水で冷まします。
流水にさらしながら、頭やカマに残っているウロコを取っていきます。
頭についているウロコは固く取りずらいので、バターナイフなどを使って擦りとるようにするのがオススメです。
カマ部分はヒレの付け根などに良く残っているので、指で確認しながら取りましょう。
椎茸は軸の部分を指で取り、軸は指で2~4等分に裂きます。
笠の部分はそのままでも、画像のように飾り包丁を入れてもいいです。
フタ付きの鍋かフライパンに汚れを拭いた昆布をひき、鯛のアラと椎茸を並べていきます。
同量の酒と水をまわしかけ強火にかけます。
沸騰したらフタを閉めて中火にして約12~15分蒸します。
フタをあけて出汁を少し味見をしてみて、もし「少し薄いかな?」と感じるようでしたら仕上げに薄口で味を調節してみてください。
お皿に盛り付けて、出汁をたっぷりかけて三つ葉と刻んだ白葱(白髪ねぎ)を添えれば完成です。
お出汁にたっぷりと昆布と鯛の旨味が出ているので、そのまま食べるのがオススメですが、ちょっと物足りないという方はポン酢をつけて食べても美味しいですよ!
日本酒にもバツグンに合うので、お酒好きな方は是非お試しくださいね♪