白子といえば、皆さんフグやタラを思い浮かべるのではないでしょうか。
ちょっとマイナーかもしれませんが、10月~1月が旬になるボラの白子が鮮魚店でも売られるようになります。
このボラの白子、ぷりっと大きく鮮度の良いものはフグやタラに負けない美味さだと僕は感じており、しかも比較的安価で手に入るので、鮮魚店で状態の良いものがあれば即買いしちゃいます。
ただ、状態の良いもの(大きくプリっと白く、くすんでいないもの)を選んでしっかりと下処理をしないといけません。(臭みが出るため)
今回はそんなボラの白子を使った、定番の白子ポン酢を鮮度の見分け方から下処理~盛り付けまで紹介していきますので、どうやって料理したらいいか分からない方は参考にしてくださいね♪
ボラの白子ポン酢のレシピ&作り方
☆材料☆【2~3人前】
・ボラの白子・・・一腹分(今回は320gでした)
・下処理用の粗塩・・・大匙2杯
・下処理用の酒・・・100cc
・ポン酢・・・適量
☆あしらい☆
・大葉・・・お好みで
・紅葉おろし・・・お好みで
・刻みネギ・・・お好みで
・スダチ等の柑橘類・・・お好みで
1)ボラの白子を選ぶ時は、プリっとふっくらと大きく表面にツヤがあり、真っ白な物が状態が良いです。
もし裏面が見えるなら、血合いの部分がくすんでいないピンク色のものを選びましょう。
鮮度が落ちていると下処理をしても臭みが消えないのと、食感も悪くなります。
ボラの白子は先端が繋がっているので、切り離して裏面の血合いの筋を剥がしていきます。
指で優しく引っ張りながら途中包丁やハサミで身が割れないように取り除きましょう。
上記の画像が血合いの筋を処理したところです。
臭みの元である血が滲んでいるので、これを流水でしっかりと洗い流します。
流水にあてながら指の腹でやさしく血を押し出すように綺麗に洗い流しましょう。
水を切ったらボウルに入れて、下処理用の粗塩大匙2杯(一腹分320gに対して)を入れて手で優しく揉み込みヌメリを取ります。(約2分ほど)
その後、流水で綺麗に塩を洗い流して下さい。
ボウルに水気を切ったボラの白子を入れ、下処理用の酒100ccを加えラップをして冷蔵庫で30分~1時間置いておき、臭みを抜きます。
2)鍋でお湯を沸かし、1)のボラの白子を酒からあげて約2分~3分湯がいてすぐに氷水に入れ冷やします。(火加減はなべ底からポコポコと泡が出る沸騰直前の温度をキープします。)
3)中まで冷えたら水気をしっかりと落とし、包丁で好みの大きさに切って器に大葉をひいて盛り付けていきます。
ポン酢をたっぷりとかけ、お好みで紅葉おろし、刻みネギ、スダチなどの柑橘類を添えます。
これでトロっと食感のボラ白子ポン酢の完成です!
紅葉おろし、刻みネギなどの薬味をたっぷりのせて食べて下さいね。
鮮度の良いものを選び、しっかりと下処理ができればクセがなくフグ、タラの白子に負けない美味しさの白子ポン酢ができますよ~!
最後まで読んで頂いて、ありがとうございました。
是非お試しくださいね♪