磯の香りとコリコリ食感が美味しい、あわびの捌き方とお刺身の作り方を紹介していきます!
捌き方から盛り付け、肝醤油の作り方まで画像付きで詳しく解説しますので参考にしてみてくださいね。
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あわびの捌き方と下処理
あわびの身に指の腹で荒塩をすりこみ汚れやぬめりを取り、流水で綺麗に塩を洗い流して下さい。
たわしを使用しても大丈夫ですよ。
身と殻の薄い方から、画像のようにしゃもじを使用して身と殻の間に差し込み貝柱を外します。
次は身と肝にわけていきます。
クチバシがついている位置を確認しながら肝を外していきます。
肝のヒダがあわびの貝柱についているので、肝を傷付けないように刃先で外していきます。
クチバシの位置のところに刃先で身を切ると出てきます。
あわびの肝の色について・・・
緑~黒・・・雌(めす)ほんのりと苦みがある。
白・・・雄(おす)苦みが少ない。
どちらも美味しく食べられます。
クチバシが付いていた箇所は包丁の刃先で汚れをしごきとります。
クチバシ部分をVの字カットして取り除くやり方もありますが、食べられる身の部分も削ってしまい勿体ないので、僕はこのやり方で下処理をしています。
クチバシは細長い管と汚れ、ヌメリを指で取ればコリコリ食感で美味しく食べられますよ。
あわびの肝の下処理
肝は赤丸で囲んだぷっくりと膨らんだ部分に砂が入っていることがありますので、包丁で取り除きます。
肝を流水でさっと洗い流しましょう。
切り取った箇所に砂が残っていればより入念に洗います。
あわびの肝醤油の作り方
肝醤油も簡単にできるので作ってみて下さいね。
2~3分ほどボイルする方法もありますが、新鮮なあわびの肝は生で食べられますよ。
あわびの肝部分を切り取り、包丁で叩きます。
肝に付いているヒモの部分も美味しいので捨てずにお刺身の盛り付けに使ってください。
あとは醤油を合わせるだけで美味しい肝醤油になります。
あわびの刺身の作り方【切り方と盛り付け一例】
器に殻を置き、大根けんと大葉をひいておきます。
あわびの身に飾り包丁を縦に数本入れます。
貝柱部分を上にして、2枚ほどスライスします。
身の方より柔らかく、食感の違いが楽しめます。
波切り・・・お刺身等をそぎ造りにする時に包丁を小刻みに動かして表面に波をつける切り方。あわびのように表面がツルっとしていても波切りにすることで醤油などがつきやすくなります。
そぎ造りにしていきます。
身を切り離すときは刃先を立てると綺麗にみえますよ。
殻の中に切りつけたあわびを右から左に順番に盛り付けます。
貝柱やあわびの肝、ヒモを盛り付けて飾り野菜や山葵をのせれば完成です!
いかがでしたか?
磯の香りとコリコリ食感が美味しい、あわびのお刺身の作り方を解説させていただきました。
肝醤油にちょっとつけて食べると最高に美味しいですよ。
冷酒と合わせると幸せ気分になること間違いなしです!
一度お試しくださいね♪