ブリの部位の中でも特に脂がのったブリトロ…焼いてもお刺身にしても脂がきつくて胃もたれしちゃうほどの脂のり。
そんなブリトロのオススメの食べ方は、薄くスライスして紅葉おろしポン酢でさっぱりと食べる！
僕の一押しの食べ方を解説していきますので、ブリトロが手に入った際は是非お試しください♪
Contents
ブリトロはどこの部位？
まずブリトロとは、ブリの腹側の身のことを言います。
上の画像はブリの半身を背方と腹と半分に分け、その腹部分をさらに半分に切ったところです。
赤丸で囲んだ部分は腹部分の中でも特に脂がのっていて、今回はここだけを使います。
ブリトロのお刺身の作り方（皮の引き方）
皮を下、尻尾側を左にして尻尾側の皮を少しめくり、そこに包丁の刃先を入れます。（身と皮の間に入れるイメージ）
左手で皮をもったまま包丁の刃をすべらすように使い皮をひいていきます。
左手で持った皮を包丁の動きと反対（左の方）に力を入れるようにする。
因みにひいたブリの皮は熱湯に１０秒ほどくぐらせて、氷水で冷やせば美味しく食べられます！
ブリトロのお刺身の切り方
皮がひけたら、皮目を下にして背の高い方を奥にします。
左から包丁の根本から刃先までなるべく全体を使うようにして切っていきます。（できるだけ薄く切って下さいね。）
身を切り離すときに包丁を立てるとお刺身の切れ目（エッジ）が立ってより盛り付けた時に綺麗に見えます。
ブリトロのお刺身の盛り付け方
ここでは今回実際に盛り付けた一例を紹介していきます。
丸皿に切りつけたお刺身を画像のように逆時計まわりに並べていきます。（刺身を切りつけた流れで盛り付けていくと身が揃って綺麗に見えます。）
お刺身をぐるっと一周並べたら真ん中のあいたところに大根のけん、大葉をひきます。
大葉の手前に刻んだ湯引き皮、紅葉おろし、刻みネギを添えれば完成です。
あればお刺身全体に擦り下ろした柚子を香り付け程度に振ってもいいですね。
あとは紅葉おろしポン酢をたっぷりとつけて食べて下さい。
薄くスライスすることで薬味とポン酢が絡みやすくなり、脂っこさを感じさせない美味しさだと思います。
ブリトロが手に入った際は是非お試しくださいね♪
