今回は貝好きな僕が、刺身にして美味しい貝ランキングで間違いなく上位に入る白ミル貝の捌き方からお刺身の作り方まで画像付きで徹底解説していきます!
新鮮な白ミル貝の一番オススメの食べ方はお刺身が最高。
味は磯の風味が強く、つぶ貝よりも触感が少し柔らかめな感じで、貝好きなら気に入って頂けるはず!
部位によって味や食感の違いがあるのも楽しめる食材ですよ。
それではいきましょう!
白ミル貝のお刺身の作り方
もちろんですが、お刺身を作る場合、鮮度の良いもの(活きている)を使用してください。
水管が貝殻から出ているので活きている白ミル貝は見た目でわかります。(動いたり、水管から海水を出したりするので)
まず捌き方ですが、画像のところに身と貝殻が結合している貝柱がついています。
貝殻の表裏についているので、この箇所を外すことで簡単に貝殻から身を取り出すことができます。
貝殻の内側からバターナイフ等を差し込み、貝殻に沿って貝柱をめがけて外します。
貝柱を表2ヵ所、裏2ヶ所外したら画像のようになるので、あとはやさしく身を手で取りだします。
綺麗に剥ければ画像のようになります。
白ミル貝の貝殻は非常に薄く、割れやすいです。もし貝殻を飾りなどで使用する場合はできるだけ割れないように、また貝殻は鋭利なので指を怪我しないように気をつけて捌いて下さいね。
身に肝(丸い玉)がついているので、画像のように手で簡単に取れるので、やさしく剥がしましょう。
画像の用に水管とヒモがくっついており、肝だけが外れた状態になれば大丈夫です。
水管とヒモが一般的にお刺身で食べられている部分で、肝は加熱をすることで美味しく食べることができますので、捨てないで下さいね。
肝とヒモはバター醤油焼きにしても最高に美味しいです。
続いて、水管を画像のように縦に包丁を入れ身を開きます。
肝も火が通りやすいように画像のように開いておきましょう。
ここで流水で身と肝を綺麗に洗います。
水管やヒモの内側に砂が入っていることがあるので、指と目でしっかりと確認しながら洗って下さいね。
貝殻も盛り付けで使うので流水で汚れや砂を洗い流しておきます。
次は水管とヒモの外側には薄い皮がついているので、これをめくっていきます。
水管とヒモは熱湯に5秒~10秒ほどさっとくぐらせ、氷水におとし余熱で火が入らないように急速に冷やします。
肝は完全に火を通すので、2~3分ほどを目安に湯がいてから氷水に落とします。
貝殻も最後に1分ほど湯がき、煮沸消毒して水気を切っておきます。
水管とヒモが冷えたら、皮をめくっていきます。
画像のように水管の先端から指でめくり、ゆっくりとヒモの端まではがします。
肝に付いているヒダは取っても取らなくても大丈夫ですのでお好みで。
水管とヒモと肝は綺麗にペーパー等で水気を拭き取ります。
画像のように並べておくとお刺身を作るのが楽です。
白ミル貝のお刺身の盛り付け方一例
いよいよ白ミル貝のお刺身の切り方、盛り付けに入ります。
切り方や盛り付けは一例になるので、良かったら参考にしてみて下さいね。
お皿に大根のけんを置きます。手前に貝殻を立てかけ、貝殻の内側にも大根のけんと大葉をひきます。
水管とヒモを切り離しておきます。
水管の先端から身を斜めに薄くそぎ切りにしていきます。
切った身を右から左に並べていきます。
ヒモはぶつ切りにします。
肝も食べやすい大きさにぶつ切りにしましょう。
貝殻には薄くそぎ切りにした水管、手前にヒモと肝を盛り付け、薄切りにしたレモンと山葵を添えれば白ミル貝のお刺身の完成となります!
山葵醤油も美味しいですが、粗塩とレモンをつけて食べるのもオススメですよ。
身はコリコリと、噛めば噛むほど磯の香りと甘味が口いっぱいに溢れてきます。
ヒモは柔らかい食感で、赤貝のような風味。日本酒と最高に合いますね。
肝はトロっとした食感、はまぐりの肝のような上品で濃厚な味がします。
貝好きにはきっと堪らない味のはずです。
あまり馴染がない貝かもしれませんが、簡単に捌けてとっても美味しい貝ですので、もし鮮魚店などで見かけた際は是非お試しくださいね。
捌き方やお刺身の作り方が分からない方の参考になれば幸いです、最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
白ミル貝のヒモと肝を使ったバター醤油炒めのレシピもこちらにて紹介しているので、良かったら覗いていってください♪