今回は好きな人には堪らない美味しさのホヤの捌き方からお刺身、殻を使った盛り付けまで解説していきます!
ホヤの旬は夏ごろ(4月下旬~8月)です。この頃になるとスーパー等の鮮魚店で殻付きのまま売っているのを見かけるようになるので、ホヤを食べたことがない人も一度挑戦してみてはいかがでしょうか。
僕の一番オススメの食べ方、ホヤの塩辛の作り方も紹介するので最後まで読んでいってくださいね♪
Contents
ホヤを選ぶ時の注意点(鮮度の見分け方)
ホヤは新鮮なうちは臭みもなく、ホヤの自然な磯の香りと甘味が楽しめるのですが、鮮度が落ちるのが早くいたむと臭みに変わり美味しくなくなります。
なので最低条件として必ず鮮度の良いものを選んで下さい。
上の画像のように大きく表面にオレンジ~赤色ツヤと張りがあり、パンパンに膨らんでいるものが新鮮です。
逆に鮮度が落ちると表面にツヤがなくなりしぼんだようになるのでホヤを選ぶ際の目安にして下さいね。
ホヤの捌き方
それでは早速ホヤの捌き方と下処理にいきます。
まずホヤに二つの突起物がついており、それぞれ見てみると+と-のような形になっているのが確認できると思います。
- +の突起【入水孔】・・・海水やエサを取り込む場所で切り落とすと磯の香りのする綺麗なホヤ水がでる
- -の突起【出水孔】・・・海水や排泄物を出す場所で切り落とすと排泄物と一緒に水が出る
それぞれの突起について簡単に解説しました。
この+の突起【入水孔】を切り落とし中から出るホヤ水を取っておき、ぶつ切りにしたホヤを浸して食べるというツウな食べ方もありますが、衛生面の観点からここでの詳しい解説は省きます。
突起を二つとも切り落とします。中から水が勢いよく飛び出るので注意してください。
次にホヤを縦に半割りにして身をべろんと取り出します。
殻を盛り付けに使う場合はこのまま置いといてくださいね。
ホヤの内臓の取り方
ホヤの身に茶色~黒色の内臓がついているので、包丁で取り除きます。
細い糸状の茶色い物(排泄物)も綺麗に取ってください。
これでホヤの内臓は取れました。
ホヤの下処理
内臓が取れたら流水でさっと洗います。
時間をかけると水っぽくなるので手早く行います。
洗ったらすぐにペーパーで水を綺麗に拭き取ります。
ホヤの殻も盛り付けに使う場合は流水で綺麗に洗いましょう。
ホヤのお刺身の盛り付け
ここではホヤのお刺身の盛り付け例を紹介します。
器にホヤの殻をおき、大葉をひきます。
ホヤの殻の下に氷をひいても涼しげで綺麗です。
ホヤの身を好みの大きさに細切りかブツ切りにしていきます。
画像のように斜めに隠し包丁を入れて鹿の子にしても綺麗です。
細切りにしたホヤを盛り付けます。
あとは飾りつけに蛇腹胡瓜、より人参、レモンスライス等を添えて完成です!
ホヤのお刺身って何つけて食べるの?と悩んでいる方は山葵醤油よりもポン酢か粗塩をちょっとつけてレモンを絞って食べるのが僕のオススメ。
ホヤの味が一番わかるのでお試しくださいね♪
ホヤの塩辛の作り方【オススメ!】
ホヤ好きな僕が一番好きな食べ方が、このホヤの塩辛
シンプルで簡単、磯の味と日本酒好きには堪らない一品です!
下処理したホヤの身を細切りにします。
ボウルに細切りにした身と粗塩を少々入れ混ぜます。
粗塩の量はホヤの大きさ等によっても変わるので、味を見ながら調節してください。
目安はホヤから出ている水を味見して「少ししょっぱいかな?」と感じるくらいがベストです。
あとは冷蔵庫で2日~3日置けば完成です。(1日に1回は混ぜて下さい)
後は器に盛り付けてスダチやレモンなどを少し絞って食べて下さい。
キリっと冷えた冷酒が最高に合いますよ!
一度お試しくださいね♪