あさりを食べた時に砂が『ジャリッ』とした経験ありますよね。
あさり料理も一度ジャリッとするとだけでせっかくの美味しい料理も台無しに・・・。
ここでは、あさりの王道の砂抜き方法と時短方法も解説しますので参考にしてみてくださいね!
潮干狩りでとってきたあさりは特にしっかりと砂抜きをしましょう!
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あさりの鮮度の見分け方
あさりは傷みが早く、死んだものは食べられないので買う時に注意しましょう。
揺らしても口が開ききって水管(ベロ)が伸び切って動かないものは死んでいる可能性があるのでやめておきます。
また、死んだあさりは腐敗臭がすごいので、買った後も念のために匂いを嗅いで確認しておいて下さいね。
あさりの砂抜き方法
あさりの砂抜きに重要な3つのポイントを先に紹介します。
- 使用する塩水の塩分濃度は3%を守る。水200mlに対して塩5g(小匙1杯)
- 塩抜きの時間は6時間以上がベスト
- 暗いところに置いておく
以上のことを守れば綺麗に砂抜きができます。
ここからは実際に僕の砂抜きのやり方を画像付きで解説しますね。
あさりを軽く水洗いします。
バットにあさりを重ならないように入れ、塩水(塩分濃度3%)を作り、あさりの殻が水面から少し出る程度まで注ぎ入れます。
ボウルなどでも問題ないですが、あさりが重なってしまう場合は呼吸できなくなり死んでしまう可能性があるので重ならないように気をつけてくださいね。
あさりは暗い所で活発に動き、砂をはくのでアルミホイルや新聞などを上からふわっと被せます。
あまりしっかりと覆ってしまうと酸欠になりあさりが死ぬ可能性があり注意が必要です。
この状態で夏場の気温が高い時は冷蔵庫、涼しい秋頃から春ぐらいまでは常温で約6時間(一晩)おいておきます。
揺すったり振動を与えるとあさりがビックリして殻を閉じてしまうので、なるべく触らないのがコツです。
6時間経てば水管が伸びていて汚れがいっぱい出ていると思います。
これで綺麗に砂抜きができました。
砂抜きができたらあさり軽く水洗いすれば砂抜きの完成です。
活きている新鮮なうちに料理しましょう。
あさりの砂抜きの時短方法は?
あさりの砂抜きは6時間以上かかってしまうのですが、どうしても時間がない時などは50℃洗いという時短方法があります。
砂抜きをしたいあさりをボウルに入れ、そこに50℃のお湯をヒタヒタに入れるだけ。
約20分ほどで砂抜きが終わります。
お湯の作り方は温度計で測るのが一番安心ですが、もしなければ沸騰させたお湯と水を半々でわると約50℃になります。
50℃のお湯を入れるとあさりは冷たいので少し温度は下がりますが問題ありません。
20分経ったら軽く水洗いして砂抜きは終わりです。
この時短方法は温度帯を間違えたりするとあさりが死んだり、上手く砂が抜けなかったりするのであくまでも時間のない時の手段として利用してくださいね。
あさりの保存方法は?
もしあさりが食べきれない場合は、1~2日で食べられるなら塩水(濃度3%)に浸けて冷蔵庫に入れておきます。
2日以上かかるようでしたら、ジッパー等にあさりを平らに並べて空気を抜き、冷凍保管します。
この方法で約1ヵ月ほどもちます。
ご家庭の冷凍庫によって変わりますが、1ヵ月以上経つと冷凍焼け等の心配が出るのと味が落ちるので早めに食べて下さいね。