くぅのおうち居酒屋
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アク抜き・下処理

オクラの下処理方法とは?【板ずりから茹で時間まで解説するよ♪】

オクラは基本的に鮮度が良ければ生でも食べられますし、ヘタとガクだけ取って適当に湯がいても食べられるのですがちょっとした下処理をすることで、食べた時の口当たりが良く鮮やかな緑色になり見た目にも美味しく仕上がります。

一手間を加えることでレストランや料亭に出てくるようなオクラに仕上がりますよ♪

因みにオクラの鮮度の見分け方は身にハリがあり萎れておらず、ヘタを見て変色していなければ収穫して間もないオクラです。

Contents

オクラの下処理【板ずり方法】

まずオクラの表面に細かい産毛や汚れがついているので板ずりをして取っていきます。
オクラ一本ずつ少量の塩をつけてこするように指で下処理をしてもいいですし、数本まとめてまな板の上に並べて少量の塩をまぶし転がすようにしても大丈夫です。
さらにちょっと雑にはなりますが、オクラが緑のネットに入っている場合は時短ワザもあります。
因みに板ずりを行う前に水洗いはしてもしなくてもどちらでもいいです。

それではそれぞれ解説していきますね。

オクラの板ずり…塩をまぶしてこすることで表面の産毛や汚れをとり、他にも表面に細かい傷が付き味が染み込みやすくなる下処理のひとつです。

くぅ
くぅ
板ずりに関してはきゅうりの板ずりは必要?【理由も解説するよ♪】こちらの記事にて詳しく解説しているので良かったらどうぞ♪

オクラの板ずり方法【まな板の上で擦るやり方】

オクラ下処理

まな板の上にオクラを数本置いて粗塩を少量振り、画像のように手で汚れや産毛を取るイメージでころがします。

オクラが潰れない程度の力加減で10往復ほどコロコロしてもらえれば大丈夫だと思います。

その後軽く水洗いをして完了です。

オクラの板ずり方法【指で擦るやり方】

オクラ下処理

より丁寧な板ずり方法となります。オクラには大きさや形がまちまちですので、1本1本やることで下処理不足の部分がなくなります。
1本ずつ手に取り、少量の粗塩を振り利き手の指の腹で産毛と汚れを取るようにこすりましょう。
その後水洗いして完了です。

オクラの板ずり方法【時短ワザ】

オクラ 時短 板ずり

オクラがネットに入っている場合のみ、できる時短ワザです。
ネットの上から直接粗塩を振りかけ両手でオクラ同士を擦り合わせ、産毛と汚れが取れたら水洗いします。
この方法だとまな板の上も汚さずに済むので楽ですが、多少産毛などは残ってしまうかもしれないです。

オクラの下処理【ガクの取り方と注意点】

板ずりが終わればオクラのヘタとガクを取っていきます。

オクラヘタ取り

ヘタを「サクッ」と切れるところで落とします。繊維がきつく固く切りずらいところで切り落とすと食べた時に口に残ってしまいます。

オクラ ガク取り

続いてガク取りですが、薄く剥いてとってください。
この時に剥きすぎると茹でた時に中にまで水分が入り水っぽくなってしまうので注意してくださいね。

オクラの茹で方【茹で時間は?緑色を綺麗に残すコツ】

続いてガクが取れたら茹でていきます。
鮮やかな緑色を残すコツも同時に解説させていただきますね。

オクラ 茹で方

沸騰したお湯に少量の塩(目安として水1Lに対して塩小さじ1杯程度)を加えオクラを茹でていきます。
時々お箸でオクラを転がしながら全体に火が通るようにしてください。

茹で時間の目安は中がほぼ生でサラダ感覚で食べられるのが約1分。中までしっかりと火が通って粘りも出るのが2分~3分の茹で時間となります。
好みに合わせて茹で時間は調節してくださいね。

オクラ 茹で方

好みの加減で湯がけたらすぐに氷水につけて急激に冷まします。

すぐに氷水につけることで余熱が入りすぎることを抑え熱による脱色を抑える効果があり、色が鮮やかに出ます。【色止め】

オクラ 色止め

しっかりと中まで冷めたらペーパーで綺麗に水気を拭き取ります。
この作業を怠ると水っぽいオクラになってしまいます。

あとは好みの大きさに切って色んな料理に使ってくださいね。

くぅ
くぅ
僕は茹で加減1分30秒で斜めに切ってマヨネーズをつけて食べるのが一番シンプルで好きです♪

最後まで読んで頂きありがとうございました!