今回は鮮魚店などでたまに見かける、活きた車海老を使った日本酒にぴったりのお造りと頭の塩焼きの作り方を紹介していきます。
包丁も使わずに贅沢で美味しい一品になりますので活きた車海老が手に入ったら作ってみてくださいね♪
使用材料(1人前)
☆車海老…3匹
☆酒、荒塩…少々
☆あしらい
(大根けん、大葉、わさび、レモン等あればお好みで)
1)活きた車海老を氷水に2~3分つけておき、動きを鈍らせます。
しっかりと氷水で絞めないと頭を取る時に暴れてトゲが刺さることがあります。
2)車海老の背ワタを取るのですが、2パターン紹介します。
背ワタが残っていると砂がかんだり見た目も悪くなるので必ず取り除いて下さいね。
- 画像1参照、海老を「つ」の字に折り曲げ殻と殻の間の関節部分に竹串を差し込み背ワタを引き抜く。
主に姿焼きや海老の煮物などそのままの形をいかす料理に使う時はこのやり方で取ります。
赤丸で囲んだ部分、尻尾により近い関節で取ることにより傷が目立たず綺麗に仕上がります。 - 画像2参照、頭を取った時に背ワタも一緒に引き抜く。
頭を取る時に優しく頭と身を引っ張ると一緒に背ワタもついてくるので、その時に取り除く。
お造りや頭を外す料理の場合は手早くできるのでこちらの取り方をオススメします。
今回は頭を外すお造りですので画像2のやり方で頭を外して背ワタを取り除いてください。
頭は後ほど塩焼きに使いますのでボウルに取っておいてくださいね。
3)身の殻を尻尾を残して剥いていきます。(身が活きているので殻が外しずらいですが、できるだけ身を傷つけないように殻を尻尾部分まで剥いてください。)
4)沸騰したお湯に3)の尻尾部分だけ10秒程漬けて尻尾の色が鮮やかに発色したら氷水に1分ほどつけて冷やし、ペーパーで水気を切っておき身の下拵えは完了です。
5)4)の身をお皿に盛り付ければ完成です♪
今回は大根のけん、大葉をひいて身を並べスライスレモンと山葵を添えました。
5)次に頭の塩焼きですが、まず火が通りやすいように足部分と頭の殻の部分を画像のように少し剥がします。
頭の先から身の方に向かって殻を剥がしても大丈夫です。
ボウルに頭を入れ日本酒少々と粗塩を振りかけ味を馴染ませ、グリルでカリっと焼けば頭の酒塩焼きの完成です♪
酒を入れることで海老の生臭みを抑え海老味噌の旨味をさらに引き出します。
いかがでしたか?
活きた新鮮な車海老を使っているので身はぷりっぷり食感でとても甘味があり、頭の塩焼きは濃厚で香ばしい海老味噌が楽しめるので日本酒がすすみます。
是非お試しくださいね♪