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干物系

美味しいアジの干物の作り方♪【干し時間と塩加減は?】

アジ干物

今回は自宅でも美味しくできる、アジの干物の作り方を紹介していきます!

最低限の下処理と目安の干し時間・塩加減を守ることで美味しいアジの干物が自宅でも作れるので、ポイントを抑えながら解説していきますので是非参考にしてみて下さいね。

簡単にアジの干物を美味しく作る為のポイントを3つ紹介します。

美味しいアジの干物の作り方3つのポイント
  1. アジは鮮度の良いものを使用する。(目が濁っていない、魚体にハリとツヤがある、血が濁っていない等)
  2. アジを捌き、水洗い時に内臓、血合いが残らないように綺麗に流水で洗う。
  3. 塩水(水1Lに対して塩100g)に開いたアジを冷蔵庫で1時間漬け込む。干し時間は風通しの良い日向で身側5時間、皮側2時間が目安。

それでは順番に解説していきますね。

ここで紹介するアジの干物はほんのりと水分が残った生干し寄りの干物になります。塩焼きのようなジューシーさも味わえます。

美味しいアジの干物の作り方

☆材料☆【2人前】

・アジ・・・2匹(20センチ前後)
・粗塩・・・適量

1)ぜいごは残したまま、アジのウロコを取ります。
カマの付け根や背びれ周辺など、ウロコが残りやすい所も綺麗に取って下さいね。

アジ ぜいご

干物の場合、ぜいごは焼くとパリッとした食感で美味しいので、取らずに残しておくことをオススメします。

エラの下から尻ビレまで包丁を入れ、エラと内臓を取り除きます。

流水で血合い部分を洗います。
魚専用の血合いを取る道具があればいいのですが、ない場合は楊枝を3~4本重ねて血合い部分を擦り取るようにすると綺麗に取れます。

血合い、エラ、内臓が残ると生臭みのある干物になるので、必ず丁寧に綺麗に取り除くようにしてくださいね。

洗えたらアジを観音開きにしていきます。
尻ビレの上ギリギリから包丁を入れ、3枚おろしの要領で背を切り離さずに開いていきます。

アジ 観音開き

頭は背骨の固い骨を避けて包丁で割ります。

アジ 開き

画像のような状態になれば下処理は完了です。

2)ボウルに塩分濃度10%(水1Lに対して塩100g)の塩水を作り、身を下に向けてアジを漬け込み上からラップをして冷蔵庫で1時間入れておきます。

1時間経ったら水気を切り、ペーパーで水気をしっかりと切ります。
次はいよいよ干し工程に入ります。

3)天候に左右されますが、天気が良く風通しのいいところに約7時間干したらアジの干物の完成です。
専用の干し網に開いた身側を上にして約5時間、表面がしっとりとして触ってみてベタ付きが無くなったらひっくり返しさらに約2時間干すのが目安となります。

もし専用の干し網がない場合は画像のようにザルでも代用可能です。

4)冷蔵庫で保管する場合は、身側にペーパーをあててラップでくるみ、3~4日以内に食べるようにして下さいね。
冷凍する場合でも1ヵ月以内の消費を目安にしてください。(冷凍焼けして風味が損なわれる為)